Linuxとは
1980年代にUNIXというOSが使われていたが、ライセンス料が高いためにMinixというOSが開発された。
このMinixを実用的なものにしようと、当時21歳の学生だったリーナス・トーバルズが一から開発したのだ。
Linuxはオープンソースとなり誰でもが開発される状態になった。
その後現在に至るまで、リーナス・トーバルズを中心に改良が加えられているOSである。
LinuxはUNIX互換ソフトを無料で提供する「GNU」をいうプロジェクトの中あるために無料で利用することができる。
しかし、サポートがあり有料のものもある。
Linuxのディストリビュージョン
Linuxは基本的にLinuxカーネルという基本機能のことを指す。
これだけでは動かすことができないため、ソースコードを実行ファイルにするコンパイラ、アプリケーションやフォントなどが必要になる。
これらをまとめて自動的に処理してくれるのがディストリビュージョンである。
ディストリビュージョンにはいくつかの系統と多くの種類がある
基本的に「RPM(Red Hat)」「Debian」「Slackware」の3系統に分かれる
RPM(Red Hat)系統
Red Hatという会社によって提供されていたディストリビュージョンだ。
日本では「赤帽」と呼ばれていた。決して軽急便ではないのであしからず。
無料で利用できたが、サポートありの有償のものもあった。
この最終バージョンは9である。
現在、Red Hatは「Fedora」に移行し、それを元に「Red Hat Linux」を提供している。
Debian系統
Debianは1993年から始まったプロジェクトで日本人の開発者も参加しているものだ。
インストールやアップデートをWindowsのように行ってくれる、Linuxにとって画期的なシステムを採用している。
Debian系統は1年前後で定期的にバージョンアップが行われるのも特徴で、安定性もあるディストリビュージョンだ。
現在人気のUbuntuやKNOPPIXもこのディストリビュージョンである。
Slackware系統
Slackware系統は1992年から始まったプロジェクトで最も歴史のあるディストリビュージョンでもある。
現在も開発が進んでいるが、取り扱いが独特のためどちらかというと上級者向けのディストリビュージョンである。
Slackware系統にも日本人が開発しているPlamo Linuxがある。
パッケージ管理システム
WindowsユーザーにとってLinuxの敷居の高い部分は、アプリケーションのインストールである。
現在はこのインストール作業も簡単になってきたために人気が出てきている。
インストール作業を担っているのがパッケージ管理システムである。
RPM(Red Hat)系統は「yum(RPM)」Debian系統は「APT」を使用している
MacOS XはLinuxの親戚?
MacOS Xは「Darwin」をいうオープンソースOSを基にして開発されている。
そのためUNIXベースということでLinuxにも良く似ているところがあるOSだ。
コマンドラインの操作もLinuxと同じようにできる。
WindowsユーザーよりMacユーザーのほうがLinuxになじみやすいのはこのためである。
MacOS Xは非常に安定したOSであるのもUNIXのおかげかもしれない。
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